この涙が枯れるまで




「お姉さん達、あの子バイトさんだから、虐めないであげて?」


奥からでも見える奏さんの上目遣い…


恐るべし。


「バイトだったの〜?早く言ってよ〜♡お姉さん嫉妬しちゃう…♡」



「ごめんね?」


切り替え早いなぁー。



お姉さんも、奏さんも…



「あの、オーナーは、ここをホストにしたかったんですか?」


そう言った途端、2人に笑われてしまった。



「そんな事ないよ、渚ちゃん。」



「これでも拾ってきたときは酷かったんだからな。」


村田さんは目線を合わせずに、作業しながら言った。



拾ってきたって…猫かよ。