「僕ね、この人が書く恋愛とか、友情とか、凄い好きなんだ。みんなの理想を書いている、みたいなね。
現実的過ぎず、また、理想的過ぎない。
そんなこと、すごく難しいはずなのに、すらっとかけちゃうなぎ先生に憧れるよ。
性別も、年も、顔も、なにもかも全て、不明な人だけど、僕は好きだな。
ミステリアスな感じで。
作品を見ながら探るのが好きなんだ。
きっとこんな人だろうな。とかね。」
随分と私を好んでいるようで。
目の前でこんなこと言われると、嬉しい。
ファンの人の応援って、本当にためになる。
頑張ろうって思える。
「そう、ありがとう。」
「え?」
「あっ、ううん。なんでもない」
「…ふーん。」

