「ほら、俺に隠れてないで、挨拶。大丈夫だよ。いい人だから。」 背中をポンっと優しく押して、私を前に出した。 目の前の人にすごく見られている。 こういうのは、あんまり慣れてないけど、2人が見ててくれるんだもん。 頑張らなくちゃ。 「一戸 渚…です、よろしくお願いします、奏…さん?」 奏っていう人の顔がパァっと明るくなった。 「あぁ!この子が渚ちゃんか!春と音葉ちゃんから話は聞いてるよー、噂通り可愛いね」 「僕の名前は奏!ここのバイトです!よろしくね!」