この涙が枯れるまで

同時に、カランカランという音がなり、中から人が出てきた。






「いらっしゃいませー!」






という元気な声が聞こえてきた。





中から出てきたのはすごく可愛い男の人。






「あ、春と音葉ちゃん!それと、そっちの子は?」





ずいっと顔を覗き込まれたせいか、反射的に近くにいた春に隠れてしまった。






音葉もあちゃーといったような顔でこちらを見ている。






「あららぁ。ごめんねぇ、奏くん。」



「いえいえ、お気になさらず。」