視線が痛いって、このことを言うんだね。 1ミリも動かない春に、逆に尊敬してしまいそう。 私は沈黙に耐えられず、話しかけてみる。 「何しに来たの?どうかした?」 「手伝いに来たんだよ。お前零しそうだから。」 そうならそうと早く言えばいいのに。 そんな事を言っても無駄なので、私は何も言わずにお盆を春に預けた。 「ありがとう。」 「おー。」 いつものそっけない返事。 春はそそくさと歩いていってしまったので、私は春を追いかけて歩いた。