びっくりして後ろを振り返ると、壁に寄りかかっている春がいた。 絵になるなぁ。じゃなくて。 何しに来たんだろ。 「ありがとう。もう少しで溢れてた。」 「おー。」 春はさっきから、動こうとしない。 それに、話そうともしない。 だから私は無視してまた作業を続ける事にした。 1分くらい経っただろうか。 沈黙のまま、私の作業は終わってしまった。 春はほんとに何しに来たのか。 まだじーっと私を見つめている。