この涙が枯れるまで


私はキッチンに向かい、人数分のグラスに氷を入れ、そのグラスをお盆に載せた。


6個。不安定だし、落としそう。小分けにしようかな。


私が氷を入れている時に、上から階段を降りて来る音が聞こえた。


(トイレの場所、教えてなかった。トイレかな?)


でも私は準備中なので、音葉か春が教えてくれるのを願った。


でも誰か気になって、私はどんどんと同じグラスに氷が溜まっていくのを気付かずにまた氷を入れる。


「おーい。氷、もういんじゃね?」