この涙が枯れるまで


「「家でっけーーーーー!」」

家に入るなり、雷さんと奏さんは叫んだ。


確かに、私の家は大きい方だと思う。


「渚っちの家ばかデカイね。廊下ながっ」
「渚ちゃん流石だねー…天井高っ!」

所々で驚いている2人を見ると、まるで幼稚園児のように幼くて、なんだか可愛い。


男子高校生の年齢の人にこんな事言ったら可哀想か。

でも、可愛いものは可愛いんだし、思うくらいバチ当たらないよね。


私の家は私が生まれてから建てて、お父さんが、のびのび育つように願って、無駄に大きくしたらしい。