この涙が枯れるまで


安心し、カーテンを全開にして、大きな背伸びをした。


それと同時に、私のケータイがなった。


まだベッドの上で充電中だったスマホを取り、見覚えのある番号からの電話に出た。


「はい。」

『あっ、もしもし!武田ですー、お疲れ様です!』

電話の相手は武田さん。


私の小説のマネージャーやアシスタントをしてくれている人だ。


実際に会うのは提出の時くらいだ。


「お疲れ様です。今日はどういった御用で?」

『あはは、なぎ先生は固いなぁ〜。こんな人があんなに良い物語を書いてるのを知ったら、みんな驚きですよ!』