この涙が枯れるまで


2人と同じ制服を着ていた私があそこにいたらどうだろうか?


いや、考えない方がいいね。


こうしてカフェに行かなくなってから、1週間がたとうとしている。


大丈夫。ちょっと前に戻っただけなんだから。


カフェに行かないのがこの前までの私の常識。


これでいい。これでいいんだ。


春と音葉の後ろ姿を見ていると、音葉が振り返り、私の部屋を見ていた。


目が合った気がして、私は咄嗟にしゃがんでしまった。


(なんで、隠れる必要があったのよ。私のバカ)


そーっと窓の外を覗いてみると、もう2人の姿はなかった。