この涙が枯れるまで


「うん。じゃあ早くお家に入りなね?もうあんな所に女の子が一人で行ったらダメだよ?おやすみ。」

雷さん優しく微笑み、また頭を撫でてくれた。


癖なのかな。頭撫でるの。

でも不思議と嫌ではなかった。


むしろ落ち着いた。


安心した。


まるで魔法の手だ。

「おやすみなさい」

そう言って私は雷さんに一礼して家に入った。

雷さんは私が家に入るまで、見守ってくれていた。

雷さんの家ここから遠いだろうか。

そうだとしたら悪いことしたな。

後で謝らなくちゃ。