この涙が枯れるまで


その男はポケットからナイフを取り出し、攻撃しようと走っていく。


「ナイフなんて、かっこよくないなぁ。喧嘩は素手でなんぼでしょ。そんな卑怯な道具、使ったらいけないよ?」

「うるせぇ!!!!」

もう男はヤケになっていた。


技術もなく、ブンブン振り回したナイフ。

数打ちゃ当たる、ではないけど、そんな感じ。

でもそんな攻撃が当たる訳もなく、華麗にかわされてノックアウトされた。

カッコイイとしか言い様がなかった。