いっそ1時間くらいこのままにしてやろうか。 「おまえらなぁ、」 「いーんじゃない?」 掃除をしていた岡が俺の言葉を遮り、返事をした。 いきなり何を言い出すんだこいつも。 でも、客も増えてきたし、俺らだけじゃ足りないと、確かに思っていたかもしれない。 「お前が言うなら…」 逃げ出さないようにしなきゃな。 「ありがとうございます!!!」 バッと、勢い良く頭を上げた2人の顔は、今まで見たことないくらい笑顔で、キラキラしてて、充実した顔してた。