この涙が枯れるまで


なんとなく俺は、とても誇らしい気持ちになった。


「そこでお願いがあります。」

奏が口を開いた。

とても真剣な目をしており、俺はつい息を飲んでしまった。


「俺たちをここで働かせてください!」


二人揃って俺に向かってお辞儀をする。


小学生みたいな角度のお辞儀。

なんなんだこいつらは。

俺には読めねぇよ。

「はぁ?何言ってんだお前ら。」


2人を見てもまだ頭を下げている。


きっと俺が返事をするまで上げないつもりだな。


しかもOKの返事をするまでだな。