この涙が枯れるまで


「ほんとによかったの?3代目様。」


俺の心を読んで、岡が俺に問いかけた。


「仕方ねぇよ。試練も時には必要だ。」


試練なんかとっくに終わってんだよ。


でも、最後の一振だ。頑張れ。


「頑張れよ。」

そういって、俺は仮眠室の電気をそっと消した。

そのあとは、岡の家に泊まらせてもらった。


仮眠室のふかふかベッドは取られ。


終電も無くなり。


行く宛のない俺がたどり着いたのは、岡の家だ。

岡の家には仮眠室よりもふかふかのベッドが置いてある。


ふかふかのベッドで俺も眠りについた。