この涙が枯れるまで


「本当は行きたいくせに。」

こいつはなんだってお見通しだ。

昔からそうだ。昔から、俺の事をよく見てる。


俺の相棒は、すごいんだぜ。


でも、時々、てか毎日。すっげぇうざいけどな。


「いいんだよ。俺が出る幕じゃねぇ。」

「あ、そぉ??ならいいけど。」

そう言うと岡は俺の隣に並んで、一緒に皿洗いを始めた。

2枚しかない皿を2人で何分も洗っていた。


「明日の仕込み、出来ないままだね。明日は休業にしようか。2人でどっかいこうよ。村田。」