この涙が枯れるまで



1分間くらい沈黙が続いた。


この沈黙を破ったのは澄川だった。


「俺達も牙龍が大好きです。出来ることなら牙龍を潰すことなく、前のような状態に戻したいです。失った仲間の為にも。」


そう言う澄川の目は真剣だった。


どうにかする方法はねぇか…


…!そうだ!俺が2代目にしたみたいにすればいいじゃねぇか。


「おい、1つ提案だ。お前らを助けられる方法、見つけたぞ。」

「ほんとですか!直ぐに教えてください!」


澄川が身を乗り出しこちらに向かって叫んだ。


全身包帯だらけなのに、よく動けるな。