この涙が枯れるまで


今更俺が足を踏み込んでいい話じゃない。

もう戻れないんだ。

このまま崩壊を待つしか道は…

(…!雷…っ!なんつー悲しい顔してんだ…!)


俺の見た雷は、光を閉ざし、最後の希望を失った悲しい目をしていた。

雷の中で、何かが崩れ落ちる音がした。


「…っでだよ。なんで!あんたがみたいな人が!なんでだよ!!牙龍はもういらねぇよかよ!お前に分かるかよ!仲間を失う辛さが!友達が、目の前で死んでいく苦しさが!助けてやれなかった自分への、とてつもない嫌悪感が…!あんたに、分かっかよ…?なぁ…?答えてくれよ…!なぁ!!」