この涙が枯れるまで


ははは。と笑いながら話している。


こいつ、ベラベラと余計なことを。

「本当…みたいですね。信じましょう。」

「あの、すんませんっした。」


俺に向かって澄川と雷は言った。


素直じゃねぇか。嫌いじゃないぜ。


俺が道を踏み外してしまった。

だから今度は俺が導いてやりたい。

「おう。気にすんな。」

俺はあとから「それに、昔の事だしな。」と付け加えた。


「聞きますけど、なんで助けたんですか。」


澄川が口を開いた。

澄川は敬語を使うが、雷は敬語を使わねぇな。


ま、上下関係とか苦手だし、別にいいんだけどよ。