この涙が枯れるまで



「ご馳走様でした。俺の名前は澄川 奏。牙龍の元幹部です。」

食べ終わり、落ち着いた時に澄川が口を開いた。


雷方に視線をやると、静かに1回、頷いた。


(こいつらは元幹部…か。)


「あの、失礼ですが、元総長というのは本当でしょうか。」

「ほんとなわけねぇだろ奏!こんなやつのこと信じるな!」

雷が今にも殴りそうな目で澄川を見ていた。


どうしたものか。信じてもらえるとは思ってなかったけど、信じてもらえないのもなんか悲しい。