ずっと、死にたいと思っていた。





死んだら、楽になるんじゃないか。




いつからか、そんなことを思うようになっていた。






私が感情を失ってから、もう1年が経った。





そんな私を、誰も見てはいない。
見てはくれない。




昔の私は、もう何処にも居ない。昔の私にはもう、戻れないんだ。




夢に向かって、1歩ずつ、確かに歩んでいたあの頃にはもう戻れない。





もう、どうでも良くなっていた。










夢なんて、描くだけ無駄。だってどうせ叶わないんだもん。





夢を語っている人を見ると反吐が出る。





気持ち悪い。