「い、いやいや!そんなことないよ!
はっ!もしかして私に会いに来てくれ、、」


「違うから。勝手な妄想やめてくれる?」




グサッ。やっぱり藤村くんはそんなに甘くな
かった。




そのまま自分の机に戻ってしまった藤村くん




結局なんでここに来たのか教えてくれなかっ
たし。




「祐菜〜?そんな落ち込まないで!」


「ねぇ!梨恋ちゃん、今すっごい藤村くんと
会話してた!大進歩だよ!」




やばいやばい!これは好きになってもらうの
ももう少しじゃない!?




「、、はぁ。祐菜がバカでよかったわ。」




むぅ!バカとはなんだ!そりゃ人よりはちょ
びーっとばかし理解力ないけど、そんなに言
わなくていいじゃんか!(←それがバカ)




「はいはい。そんな怒った顔しても可愛いだ
けだからね。」




いやいや、何をおっしゃる。私が可愛いなんて梨恋ちゃんどうかしてるんじゃない?




それに梨恋ちゃんのほうが可愛いし!




梨恋ちゃんがモテモテなの私知ってるんだからねっ




この間も男の子に呼び出されてたし、あれは絶対告白だよ、、。