僕は今走っている。

なぜ走っているか?それは僕もわからない。

なぜ走っているのだろう。
とにかく走り続けているのだ。

後ろを見てみる。

包丁を持った男が追いかけてきている。

なるほど、自分が走っている理由がわかった。
僕はこの男から逃げているのであった。

ていうか追いつかれたら殺される。
怖すぎる。

僕は更に加速した。
加速し続けた。

いつしか私は新幹線並みの速さになっていた。

こうなればもっと目指す。

ジェット機の速さを超えてやる。