カラフル

大っ嫌いになった



その言葉が頭の中を駆け巡った。


あたしが悪いの?



みんなから向けられる、冷たい視線と冷たい言葉。



真美があたしを睨む。




今までの明るかった教室が嘘みたいに、

真っ暗闇に変わる。






あたしの世界はその日から、




光を、



明るさを失ってしまった。