目を閉じて、3秒

「いや、キミがいるの見えたから来ただけ」


「えっ、あ、そうですか。」


「何でそんな動揺してんの?」


「私、人と話すのが苦手で。」


「あー、人見知りか」


「は、はい。それに、学校の人気者の髙木くんが声

かけてくれるなんてびっくりで…」