このふわっとした聞き馴染みのある声は………



「綿蔵君?」



声のあった方に目をやると、彼も私と同じく雑用を押し付けられたのだろうか、両手にユニフォームを大量に持っている、同級生の綿蔵結霧君の姿があった。