お家に着いたあたし達は、お茶を飲んでいた。

「よし美乃、しばらく休んだら、服とか買いに行こう」

「えっ?」

「着替えとか、持ってねぇだろ?」

「あっ、そか……」

今着てる服だって、大きさが全く違う先生のだし……

「大きいサイズだから、ヤバいんだよ……」

なにかボソッと呟いた先生だが、全く聞こえなかった。

「はい?なんて言った?」

「……なんもねぇ」

なにもなくない顔をしているが、触れないことにしよう、うん。