先生とあたしの恋の行方

《美乃STORY》

先生がすごく、緊張していることが見て分かった。

だからあたしは、先生の手を握った。

「……っ!」

先生は驚いていたけど、あたしは微笑んだ。

だから先生も、微笑み、

「行こう」

と言った。

あたし達は、手を繋ぎながら歩き出した。