先生とあたしの恋の行方

「美乃ちゃんにも、会ってほしいな?」

「……はい」

母さんの一言で頷いた。

俺が緊張していると、

ーーギュッ

「……っ!」

美乃が、手を握ってくれた。

微笑みながら。

「美乃……行こう」

手を繋ぎながら、書斎へと向かった。

《友樹STORY END》