先生とあたしの恋の行方

「お坊ちゃま!!!」

「お帰りなさいませ!!!」

「ただいま」

美乃の方を見ると、口をポカーンと開けて突っ立っていた。

「奥様!」

「……っ!友樹!」

「母さん……親父は?」

「……書斎よ」

書斎か……

「先生、まさか美乃もって言わないよね?」

恐る恐る聞く美乃が可愛すぎてたまんねぇ……

「言う」

「えー!」