先生とあたしの恋の行方

だけど俺は、親父と仲直りしたかった。

あの時みたいに、また話したい。

笑い合いたい。

俺が全てを話終えると、美乃はなぜが、泣いていた。

「うっ、うっ……」

「おいおい……なにお前が泣いてんだよ……」

「だっ、だって〜……」

可愛い奴め……

「グスッ……」

美乃の方が、もっと深刻だろうに……

「美乃、どうすればいいかな……」

「そんなの決まってるじゃん!」

「えっ?」