先生とあたしの恋の行方

ーーバタン

「「……」」

静かになったお部屋で、ただただ立ち尽くすあたしと先生。

だけど、先生の様子がすごくおかしいことは分かる。

先生……

「せーー」

ーードサッ

「……っ!」

話し掛けようとしたら、先生は座り込んでしまった。

いや、正確に言うと、両膝と両手をついてしまったという方がいい。

「せ、んせ……」

「親父っ……」