先生とあたしの恋の行方

「ごめんなさいっ……」

あたしは、お風呂場に向かった。

ーーバタン

「うっ、うっ……」

どうしてなんだろっ……

なんで泣けてくるんだろっ……

ーーコンコン

『美乃?大丈夫か?』

先生っ……

「は、いっ……ぐすっ……」

泣きやんだので、お風呂場から出た。

「ごめんなさい、先生……」

「いいんだよ。それより、手当てしねぇと」

優しい笑顔で、あたしにそう言った。