先生とあたしの恋の行方

ブカブカな服の袖を捲らない限り、洗い物は出来ない。

そのため、袖を捲り上げた。

「……!美乃!なんなんだよ、この痣!」

「……!」

やっぱり気づいたか……

「美乃!」

「自分でっ……やっちゃったのっ……」

「えっ……?」

ごめんなさい、先生……

「嘘だ」

「……!」

「だけど、今は話さなくていい」

どうして……

なんで嘘だって……