「せ、んせ……」
「……っ!美乃!なんで!風邪ひくぞ!」
「帰る場所なんてないし、生きてたって意味がないし……」
「……っ!」
先生が、息を呑むのが分かった。
この際だから、先生にも構ってもらいたくない……
ほっといてほしい……
「ふざけんなよ美乃……」
「え……?」
「行くぞ」
そう言って、あたしをおぶる先生。
「先生?」
「……っ!美乃!なんで!風邪ひくぞ!」
「帰る場所なんてないし、生きてたって意味がないし……」
「……っ!」
先生が、息を呑むのが分かった。
この際だから、先生にも構ってもらいたくない……
ほっといてほしい……
「ふざけんなよ美乃……」
「え……?」
「行くぞ」
そう言って、あたしをおぶる先生。
「先生?」



