先生とあたしの恋の行方

あたしは、頭が真っ白になりながら、お家に帰った。

そして、友樹が帰ってくるのを待った。

「ただいまー」

「……っ!」

「疲れたー……休日なのに仕事とかーー美乃?どうした?」

「と、もきっ……」

「美乃!!?どうした!!?」

「ごめんなさいっ……ごめんなさいっ……」

「美乃!!?」

あたしが急に泣きだしたから、友樹は焦りだした。

「ごめんなさいっ……ごめんなさいっ……」

「美乃、ごめんなさいだけじゃ分からないよ。ちゃんと言って」