先生とあたしの恋の行方

「「はい!」」

「失礼しました」

ーーパタン

「よかったぁ」

「そうだな」

校長先生、優しかったな。

「美乃!先生!」

「心葉ちゃん!」

「佐藤さん」

心葉ちゃんが走ってきてくれた。

「よかったね!」

「うん!心葉ちゃん、肩の怪我……」

「大丈夫よ!跡は残るかもだけど、こんな傷で恋出来ないのなら、そいつはそーゆー奴だったってことよ」