先生とあたしの恋の行方

しばらくし、手術中のランプが消えた。

「「「……!」」」

扉が開き、先生とお医者様が出てきた。

「先生!」

「友樹!」

「あの、友樹は?」

「手術は成功ですが、傷口がとても深く、いつ目を覚ますのか分かりかねます」

「そ、うですか……」

「先生は、助かるんですよねっ?」

震える声でお医者様に聞いた。

「こちらも、手を尽くすつもりです」

「えっ……?」

「そんなっ……うっ、うっ……」