「どうして……?」

「フッ……いいから。バッグは、俺が持ってきてやるから、寝てな」

意味不な笑みを浮かべながら、そう言った。

あたしは黙って頷いた。

「うん。じゃ、俺行くな?」

保健室から出て行ったあとを、黙って見ていた。

先生も“俺”なんだ。

まあそうだよね……

ーーピロリン

「ん?」

見てみると、お知らせだった。

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