先生とあたしの恋の行方

「美乃!!!」

ーーザクッ

「うっ!」

「……っ!」

ーードサッ

「「「きゃあ!」」」

心葉ちゃんはあたしを庇って、肩を刺された。

周りの人が叫ぶ。

「こっ、心葉ちゃんっ……」

「大丈夫っ……ちょっとあんたっ……」

「あんたなんか死んでしまえ」

そう言って、あたしに向かってきた。

あたしは、怖くて動けなかった。