先生とあたしの恋の行方

「せっ……」

ーーギュッ

そろそろ限界がきて、あたしは、先生のジャケットを握った。

「「ハア……」」

ようやっと離れた唇。

あたしは少し、息が上がっていた。

「美乃、顔真っ赤」

「うっ……先生が悪い……」

「美乃、付き合ってください」

「……はい!」

あたしが元気よく頷いたあと、また先生に抱きしめられた。

“生徒と先生との恋”

誰もが反対したりする関係。