先生とあたしの恋の行方

「俺が、好きだって」

「本当だよ!あたしはーー」

ーーギュッ

「……っ!」

あたしは、先生に抱きしめられていた。

先生の温もりは、ボロボロの心を治してくれるようだった。

先生が体から離すと、顔が近づいてきた。

ーーチュッ

「……っ!」

あたしの唇が覆われた。

「ごめん美乃……俺……昨日キスしたことで美乃に嫌われたと思ったんだ……」

「えっ……?」

「俺も、美乃が好きだ。いや、愛してる」

「……!!!」