「関係者以外は立ち入り禁止ですよ」
これは門の前で警備をしている人だ。喋ってる言葉からして誰か不審者でも来たのか?
「……」
「あの、聞いてますか?」
「ぅぅ」
「どうかしましたか?」
「ぅぅ……ダァァアア!!」
「うわああああ。だ、誰かぁあ、た、助け…」
その後グシャという好ましくない音が。
俺はさすがにヤバいと思い身をのりだし下を見た。
そこにいたのは人間だった。ただ俺たちとは違く脳を無くしたただのか生き物にしか見えなかった。
まるで”ゾンビ”のように。

これが俺と奴らの出会いだ。