「レン待って!

怪我消毒するから私の家に来て!」



私はレンを引き止めた。



「俺がお前の家なんかに行ったら、

それこそ大事だ。

自分の家に帰る。」



レンはそう言って、歩き出した。



「なになになにどうしたの!?

え!?レンどうしたのその傷!」



メグがなかなか追いかけに来ないレンの

様子を見に来た。



「こいつを庇ったらこうなった。

今日はもう帰る。」



レンはそう言って森の奥へ姿を消した。



「どーゆーこと!?

レンの顔を傷つけるなんて!」



メグはそう言って、レンを追いかけた。