___1週間後。



朝。1週間も経ったのに

レンに抱きしめられた感覚がまだ残っていた。



「アユ!大変だ!」



窓の外からいつもと違う焦った

ナオの声が聞こえた。



私は身体が重くて、

高いベッドからズルズルと落ちた。



「...ナオーどーしたのー...」