私はその場で立ちすくしていると

ナオとリュウとソラが私の周りに来た。



「気にすることない。」



リュウはそう言って、ソラと一緒に

森の奥へ消えてった。



「いつから...レンに姫ってバレてたの...?」



ナオにそう呟いた。



「...レンは確信がある事しか言わない。

レンはお城の人間かもしれない。」



ナオの言葉がなぜだか心に突き刺さった。