1人になった私は途方に暮れて校舎を出ようとしていた。
出て少し歩いたところに公園があるのでそこで一休みしようと考えて足は公園へと向かった。
そこに
煙が黙々としていた。
あぁ、これは煙草か。
べつにそこまで気にはならなかったのでブランコへと足を運んだその時だった。
「うわ、最悪…っおい!お前学校にこのこと言ったらタダじゃ置かねぇからな?」
それはきっと私に向けた言葉だった。だって彼は私と同じ高校の制服を着てたから。しかもネクタイからして同じ学年。
『あ、うん…わ、わかった』
そして彼は舌打ちをすると煙草を踏み滲み煙を消し、あとをさろうとした。
でもその時私の頭にひとつ考えが浮かんだ。
とある交換条件が。
『あ、あの!』
「あぁ?」
『煙草の事は絶対に秘密にします、その代わり私と付き合ってください!』
言ったあとに私は我に返った。何を言ってるんだって。たしかに彼氏は作りたかった、美央とダブルデートだってしたい。けど好きでもない不良に告白??あぁ、何やらかしてるんだろ私。
「ふーん、それ本気?」
今更「嘘です」なんて言ったら殴り殺されてしまうだろうってそれくらい予想できた。だから。
『私は嘘なんてつきません。本当です』
嘘をついた。
出て少し歩いたところに公園があるのでそこで一休みしようと考えて足は公園へと向かった。
そこに
煙が黙々としていた。
あぁ、これは煙草か。
べつにそこまで気にはならなかったのでブランコへと足を運んだその時だった。
「うわ、最悪…っおい!お前学校にこのこと言ったらタダじゃ置かねぇからな?」
それはきっと私に向けた言葉だった。だって彼は私と同じ高校の制服を着てたから。しかもネクタイからして同じ学年。
『あ、うん…わ、わかった』
そして彼は舌打ちをすると煙草を踏み滲み煙を消し、あとをさろうとした。
でもその時私の頭にひとつ考えが浮かんだ。
とある交換条件が。
『あ、あの!』
「あぁ?」
『煙草の事は絶対に秘密にします、その代わり私と付き合ってください!』
言ったあとに私は我に返った。何を言ってるんだって。たしかに彼氏は作りたかった、美央とダブルデートだってしたい。けど好きでもない不良に告白??あぁ、何やらかしてるんだろ私。
「ふーん、それ本気?」
今更「嘘です」なんて言ったら殴り殺されてしまうだろうってそれくらい予想できた。だから。
『私は嘘なんてつきません。本当です』
嘘をついた。

