次の日も、その次の日も、仕事が終わってから社長の家へ通った。
コンシェルジュの視線や、監視するように控えている石田さんのことはまだまだ気になるけれど、
社長と一緒に過ごす時間は、それを忘れさせてくれるくらい楽しいものだった。
社長の家のリビングで人目も気にせず2人で過ごしていると、相手が大富豪だということを意識しなくて済むからかもしれない。
いつものように、食事を済ませ立ち上がろうとした時、
テーブルの上に置いた私の手に、社長の手が重ねられた。
「今日は、泊まっていかないか?」
私が、明日は休みだってことを当然知っていての提案だろう。
誘い、と言うよりも命令に近いような威圧感を感じてしまった。
「あ、でも・・・。」
社長と過ごす時間は楽しいと思いながらも、まだこれからのことは、
はっきりとは決めかねている。
ここへ通っているという時点で、答えは出ているようなものかもしれないけれど、
社長もあえて聞いてこないので、私から話を持ち出すこともできないでいる。
はっきりとしない状態でここに泊まって、間違いが起きるようなことは避けたかった。
既に何度かキスはされているんだから。
社長は諦めたようにため息をついて、手を離した。
「分かったよ。
でももう少し、一緒にいても大丈夫だろう?」
コンシェルジュの視線や、監視するように控えている石田さんのことはまだまだ気になるけれど、
社長と一緒に過ごす時間は、それを忘れさせてくれるくらい楽しいものだった。
社長の家のリビングで人目も気にせず2人で過ごしていると、相手が大富豪だということを意識しなくて済むからかもしれない。
いつものように、食事を済ませ立ち上がろうとした時、
テーブルの上に置いた私の手に、社長の手が重ねられた。
「今日は、泊まっていかないか?」
私が、明日は休みだってことを当然知っていての提案だろう。
誘い、と言うよりも命令に近いような威圧感を感じてしまった。
「あ、でも・・・。」
社長と過ごす時間は楽しいと思いながらも、まだこれからのことは、
はっきりとは決めかねている。
ここへ通っているという時点で、答えは出ているようなものかもしれないけれど、
社長もあえて聞いてこないので、私から話を持ち出すこともできないでいる。
はっきりとしない状態でここに泊まって、間違いが起きるようなことは避けたかった。
既に何度かキスはされているんだから。
社長は諦めたようにため息をついて、手を離した。
「分かったよ。
でももう少し、一緒にいても大丈夫だろう?」

