「今の会社の社長に就任した時に、父に言われたんだ。
そろそろ身を固めてもいい頃じゃないかと。」
それって・・・
「また新たな縁談とかじゃなくて?」
「僕も焦って確認したよ。
そしたら、相手は自分で好きに選べ、って。
やっと父に認めて貰えたんだ、って思ったら嬉しくて・・・・
ちょっと暴走しちゃった。」
「それならそうと、最初から言ってくれれば良かったのに・・・。」
「頼りない僕よりも、ビシッと社長っぽい僕の方がかっこいいかなーて思って!
でもさぁーちゃんの前だと素の自分が出ちゃいそうで困ったよ。」
えへへ、なんて可愛らしく笑っている。
強引で、でもどこか一線を引いているような中途半端な態度はこういう理由だったのかと納得する。
「ねぇ、さぁーちゃんは、
どっちの僕が好き?」
豊沢社長のこんな姿、世間が見たらきっとびっくりするだろうな・・・。
本当に彼の姿を知っているのは、きっと私だけ。
「どっちも好きだよ、彬くん。」
そうして今度は
私から彼に、キスをした。
そろそろ身を固めてもいい頃じゃないかと。」
それって・・・
「また新たな縁談とかじゃなくて?」
「僕も焦って確認したよ。
そしたら、相手は自分で好きに選べ、って。
やっと父に認めて貰えたんだ、って思ったら嬉しくて・・・・
ちょっと暴走しちゃった。」
「それならそうと、最初から言ってくれれば良かったのに・・・。」
「頼りない僕よりも、ビシッと社長っぽい僕の方がかっこいいかなーて思って!
でもさぁーちゃんの前だと素の自分が出ちゃいそうで困ったよ。」
えへへ、なんて可愛らしく笑っている。
強引で、でもどこか一線を引いているような中途半端な態度はこういう理由だったのかと納得する。
「ねぇ、さぁーちゃんは、
どっちの僕が好き?」
豊沢社長のこんな姿、世間が見たらきっとびっくりするだろうな・・・。
本当に彼の姿を知っているのは、きっと私だけ。
「どっちも好きだよ、彬くん。」
そうして今度は
私から彼に、キスをした。

