必要事項を埋めていきあともう少しで書き終わる




書き終わったら部活に早く行こう




そんな気持ちで日誌を書いていた時





『..ひとりでなにしてんの?』




どこか懐かしいような、でも新鮮で耳にすっと入ってくるような、低めの声が教室に響いた





この時間は皆帰るか部活に行っているはずなのにどうして..?




そんな気持ちで声のした方を向くと



そこには見たことがない男の子が立っていた